理由

2004年4月19日
辞める 理由

最近 友達が就職した。

HPをつくったりする会社
いわゆるプログラマー。
それはもう残業がすごくて
毎日10時11時の世界

クライアントに打ち合わせにいったり
毎日忙しそう

どんなにつらいんだろうと思っていたら

その人はとっても 仕事にやりがいを感じているみたい。

まだまだ 好きな仕事の片隅しか
手伝えてない
だから いっぱい勉強したい
いつか 好きな仕事を
1番にできるようになりたいと

だから 残業してでも
いっぱい勉強したいんだそうだ。

その人は、将来に希望をもっている
1年後 2年後のビジョンが
はっきりしている。

なんだか キラキラしすぎていて
まぶしくて

私には それがとても羨ましかった

私はといえば
日々 嫌な上司に
怒られないよう
顔色をうかがいながら
へこへこ仕事をする毎日

仕事をやる喜びよりも
失敗への恐怖が
大きくなりつつあった。

このままじゃいけない
そう思った。
私も友達のように
将来に希望をもって
仕事をしたい。

1年後2年後の自分
私が考えた時
今の仕事をしていたら
今と同じく
へこへこ上司の顔色をうかがって
仕事をする毎日しか
思い浮かばない

友達みたいな キラキラな希望がない。。

それは とっても
難しいのかもしれない
やりたい仕事をするっていうのも。

辞めて結局同じような結果だとしたら
後悔するのではないか?
そう言う人もいた

でも今のまま続けていて
私は後悔しないかといえば
やっぱり後悔するのです。

確実にそう言える。

後悔する結果になったとしても
せめて 自分で何かしてみて後悔したほうが
何もしないで後悔するよりは ましだ。

私はそう思ったんです。

なんでこんな時に??

こんなに人がいなくなるときに???

そう言われても
私は私です。

残していく人たちのことは
とっても心配です。
後ろ髪ひかれます。
どれだけ仕事が大変になるかと。

とっても残酷なことをすることもわかっている。

でも 私は私の道を歩ませてください

どうか 見送ってください。

後で どれだけ文句を言われたって
構わないから。

旅立ちます

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